テレメディカは、「医療者と患者のよりよい関係」を目指して聴診教育事業にに取り組んでいます

代表あいさつ

S3ギャロップ
イヤホン利用下さい

代表あいさつ

~ Greeting ~

代表取締役

藤木 清志

Fujiki Kiyoshi

「医療と患者様の架け橋に」

聴診専用スピーカ「聴くゾウ」は仮想空間聴診シミュレータ「iPax」により、⼀層⾼いポテンシャルを発揮する医学教育機器に進化しました。私達は、聴くゾウとiPaxで医学教育を支援し、医療従事者と患者様の絆づくりに貢献します。

fujiki

私たちは、医療者と患者の絆を強くするために「聴診」の教育に取り組んでいます。

最先端医療機器が開発され、診断や治療にAIが導入されはじめています。医療は進化しこれまで発見や治療が困難であったような疾患であっても治療が可能になってきています。しかし、患者様の安心は、医療レベルの高度化だけでは得られないと私たちは考えています。AP通信は「患者が医療に求める最も重要な点は、医師が患者の話を聞くことである」と伝えています。

医療従事者が患者様を大切に思い治療し、それを患者様自身が感じることこそが重要で、それがなければ患者の医療従事者への敬意の念は生まれません。一方、患者様と医療従事者の間に強い絆が生まれればコンビニ受診は減り、医療費の浪費は大きく減少するでしょう。

聴診はその手技において、医療従事者と患者様とが近い距離の中で「時間」と「空間」を共有します。聴診器を介して患者に触れることは、患者様の不安を和らげることに繋がり、そこに絆が生まれると考えています。

本当の音・リアルな音を聴く

聴診は、音を聴いて診断する医療技術です。

色々な症例を経験することで聴診技術が研鑽されます。しかし聴診1000回というように、沢山の症例を経験する必要があり、そのためには多くの時間が必要です。

私たちは、その時間を、IT技術を用いることで短くできると考えました。仮想空間に実際の患者と変わらない心音・肺音を設置し、そこで学習できるシステムを開発しました。しかし実際の心音は低周波数の重低音であり、その音を再生するためには、重低音対応スピーカが必要です。

聴診音は、録音しただけの場合はノイズが混入している場合が多い。

録音された音の場合、録音時に環境音や摩擦音が混入してしまいます。その雑音が混入したままの音では、聴きづらかったり異常雑音に聴こえたりということがあります。これらを避けるために聴診音の特殊加工技術を開発しました。録音した音を周波数解析し、必要な音と混入した雑音を分離させます。必要な成分(周波数)のみの音源を作り、仮想空間シミュレータに配置します。

こうして作られた音を専用スピーカ聴くゾウを通して自分の聴診器で聴くことで、実際の患者と変わらない音で聴診技術を習得することができます。

聴診教育を通して、医療従事者と患者の絆づくりに貢献していきます。

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